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12月01日-01号

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  1. 津市議会 1997-12-01
    12月01日-01号


    取得元: 津市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-25
    平成 9年 12月 定例会(第4回)          平成9年第4回津市議会定例会会議録(第1号)          平成9年12月1日(月曜日)午前10時開会           ------------------------ ◎市長(近藤康雄君) 招集に当たりまして一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、市議会定例会を招集いたしましたところ、師走に入り何かと御多用の中御参集いただきまして、厚くお礼を申し上げます。 先週は、相次ぐ金融機関の経営破綻のニュースが日本列島を走りました。国民の金融に対する不安も募ってきております。そんな中、財政構造改革法が可決成立をいたしました。緊縮財政が地方にも影響を与えてまいるのかな、こんなふうにも存じます。私ども地方公共団体におきましても、非常に厳しい状況ではありますが、貴重な財源をむだにすることのないよう心を配りまして、社会の変化、住民ニーズに対応いたしました行財政運営にさらなる努力をいたしてまいりたいと思います。 さて、本定例会におきまして御審議をいただきます案件は、専決処分の報告を初めといたしまして報告4件、条例の一部改正等議案6件、平成8年度各会計の決算認定10件の20件であります。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 以上、甚だ簡単でございますが、招集に当たりましてのごあいさつといたします。 ○議長(篠田耕一君) 皆さんおはようございます。12月定例会の開会に当たりまして、私からも一言ごあいさつを申し上げます。 早いものでございまして、ことしも師走を迎えることになりました。議員の皆さん方には何かと御多用の中にもかかわりませず御参集を賜り、まことにありがとう存じます。 今定例会において御審議を賜ります案件は、先ほどの市長のごあいさつの中にもございましたとおり20件でございます。また、追加案件も予定をされていると聞き及んでおります。いずれも重要な案件ばかりでございます。議員各位におかれましては、十分なる御審議を賜りまして、適切妥当なる結論が得られますよう心からお願いを申し上げますと同時に、議会運営につきましても、格別の御協力をお願いを申し上げまして、甚だ簡単でございますけれども、開会に当たりましてのごあいさつといたします。ありがとうございました。           ------------------------               議事日程(第1号) 第1会議録署名議員の指名 第2諸般の報告 第3会期の決定 第4提出議案の上程--説明  報告第22号 専決処分の報告について  報告第23号 専決処分の報告について  報告第24号 専決処分の報告について  報告第25号 平成8年度津市継続費精算報告書について  議案第94号 津市役所支所設置条例等の一部の改正について  議案第95号 津市職員の給与に関する条例の一部の改正について  議案第96号 津市職員の退職手当に関する条例の一部の改正について  議案第97号 津市水道事業給水条例の一部の改正について  議案第98号 工事請負契約について  議案第99号 平成9年度津市一般会計補正予算(第3号)  認定第3号 平成8年度津市一般会計歳入歳出決算  認定第4号 平成8年度津市モーターボート競走事業特別会計歳入歳出決算  認定第5号 平成8年度津市と畜場事業特別会計歳入歳出決算  認定第6号 平成8年度津市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算  認定第7号 平成8年度津市下水道事業特別会計歳入歳出決算  認定第8号 平成8年度津市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算  認定第9号 平成8年度津市福祉資金貸付事業特別会計歳入歳出決算  認定第10号 平成8年度津市奨学金貸付事業特別会計歳入歳出決算  認定第11号 平成8年度津市土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算  認定第12号 平成8年度津市老人保健医療事業特別会計歳入歳出決算           ------------------------                 会議に出欠席の議員出席議員    1番 川竹大輔君       2番 竹沢陽一君    3番 坪井年明君       4番 梅崎保昭君    5番 西川正澄君       6番 中村一彦君    7番 吉田 修君       8番 前田剛志君    9番 川崎正次君      10番 田村宗博君   11番 小倉昌行君      12番 藤井弘二君   13番 中村 治君      14番 岩本 勝君   15番 安藤之則君      16番 山岡祥郎君   17番 小田新一郎君     18番 中川隆幸君   19番 佐藤岑夫君      20番 西川 実君   21番 小林賢司君      22番 大西禧夫君   23番 佐藤肇子君      24番 橋村清悟君   25番 篠田耕一君      26番 小野欽市君   27番 川瀬利夫君      28番 岡野恵美君   29番 竹田 治君      30番 若林泰弘君   31番 駒田拓一君      32番 森 錦一君   33番 井ノ口昭太郎君    34番 稲守久生君   35番 川合 務君      36番 日野 昭君欠席議員     なし               会議に出席した説明員   市長                       近藤康雄君   助役                       野村 守君   収入役                      松下憲夫君   市長公室        政策課長         宮武新次郎君   サイエンスシティ推進部 サイエンスシティ推進部長 野田武義君               事業推進課長       黒宮英二君   財務部         財務部長         平松利幸君               財務部調整監       伊藤和佳君               契約財産課長       鈴木悦夫君               財政課長         野崎精一君   市民生活部       市民生活部長       岡部高樹君               市民交流課長       田中恭一君   環境部         環境部長         家城隆一君               環境管理課長       佐藤良克君   福祉保健部       福祉保健部長       稲垣武年君               福祉課長         野田俊和君   同和対策室       同和対策室長       澤田信之君   産業労働部       産業労働部長       村田佳美君               商工労政課長       大市正志君   競艇事業部       競艇事業部長       宇田川和風君               競艇管理課長       大西一治君   都市計画部       都市計画部長       小河俊昭君               管理港湾課長       前野龍次君   建設部         建設部長         山口泰生君               道路課長         渡辺三郎君   下水道部        下水道部長        川上政洋君               下水道管理課長      正次幸雄君   検査室         検査室長         片岡次夫君   消防本部        消防長          水谷 衛君               消防次長         長井伸次君   収入役室        副収入役兼収入役室長   岡山彰一君   三重短期大学      三重短期大学学長     丹羽重省君               三重短期大学事務局長   青木 淳君   水道局         水道事業管理者      河合安雄君               水道局次長                            西口清二君               兼水道総務課長   教育委員会       教育委員長        鈴木秀昭君               教育長          荒木 務君               教育次長         森 恒利君               教育調整監                            米澤和郎君               兼教育総務課長   監査委員                     鈴木 有君               監査監兼監査事務局長   松浦隆之君              職務のため出席した事務局職員   局長         中山邦彦君     次長      佐藤捷三君   議事課長       中村研二君     調査課長    中川和則君   主事         濱田耕二君           ------------------------ ○議長(篠田耕一君) ただいまから平成9年第4回津市議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 これより日程に入ります。 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。会議録署名議員につきましては、会議規則の定めにより、16番山岡祥郎君、33番井ノ口昭太郎君を御指名いたします。 日程第2、諸般の報告を行います。 今期定例会に議事説明員の出席を要求いたしましたところ、お手元に配付いたしましたとおり通知に接しましたので、御了承をお願いいたします。 次に、監査当局からお手元に配付いたしましたとおり監査報告がなされておりますので、ごらんおき願います。 続いて日程第3、会期についてお諮りいたします。今期定例会の会期を本日から12月22日までの22日間と定めたいと存じます。御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(篠田耕一君) 御異議なきものと認め、本日から12月22日までの22日間と定めます。 日程第4、当局から提出の報告第22号から第25号までと議案第94号から第99号並びに認定第3号から第12号に至る各案を一括上程議題に供したいと存じます。御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(篠田耕一君) 御異議なきものと認め、報告第22号から第25号までと議案第94号から第99号並びに認定第3号から第12号に至る各案を一括上程議題に供します。 なお、議事の進行上、事務局長の議案朗読は省略いたしますが、会議録にはこれをとどめます。           ------------------------ 報告第22号 専決処分の報告について 報告第23号 専決処分の報告について 報告第24号 専決処分の報告について 報告第25号 平成8年度津市継続費精算報告書について 議案第94号 津市役所支所設置条例等の一部の改正について 議案第95号 津市職員の給与に関する条例の一部の改正について 議案第96号 津市職員の退職手当に関する条例の一部の改正について 議案第97号 津市水道事業給水条例の一部の改正について 議案第98号 工事請負契約について 議案第99号 平成9年度津市一般会計補正予算(第3号) 認定第3号 平成8年度津市一般会計歳入歳出決算 認定第4号 平成8年度津市モーターボート競走事業特別会計歳入歳出決算 認定第5号 平成8年度津市と畜場事業特別会計歳入歳出決算 認定第6号 平成8年度津市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算 認定第7号 平成8年度津市下水道事業特別会計歳入歳出決算 認定第8号 平成8年度津市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算 認定第9号 平成8年度津市福祉資金貸付事業特別会計歳入歳出決算 認定第10号 平成8年度津市奨学金貸付事業特別会計歳入歳出決算 認定第11号 平成8年度津市土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算 認定第12号 平成8年度津市老人保健医療事業特別会計歳入歳出決算           ------------------------ ○議長(篠田耕一君) 引き続き市長から上程議案に対する説明を求めます。              〔市長 近藤康雄君 登壇〕 ◎市長(近藤康雄君) ただいま上程になりました報告第22号から第25号まで及び議案第94号から第99号まで並びに認定第3号から認定第12号までを一括御説明申し上げます。 報告第22号から第24号の専決処分の報告につきましては、同一の交通事故によります損害賠償の額の決定であります。 事故の概要及び損害賠償の内容について申し上げますと、去る平成8年8月28日、環境事業課の職員が、新町地区の金属ごみ収集のためごみ収集車を運転し、津市新町三丁目地内、市道新町第1号線を減速しながら市道八町美川町線との交差点に進入したところ、市道八町美川町線を左方向から直進してきた小型自動車と衝突し、さらにその反動で市道新町第1号線沿いの駐車場のブロックフェンスに衝突し、破損したブロックにより当該駐車場に駐車中の小型自動車を破損させ、直進してきた小型自動車の運転手及びごみ収集車の同乗者が負傷したものであります。 報告第22号につきましては、ブロックフェンスの修理費として7万7,868円を、報告第23号につきましては、駐車場に駐車中の小型自動車の修理代等として14万6,386円を、報告第24号につきましては、直進してきた小型自動車の運転手の治療費等、慰謝料及び当該車両の時価相当額として27万340円をそれぞれ損害賠償の額と決定したものであります。 報告第25号平成8年度津市継続費精算報告書につきましては、継続事業として、平成7年度、8年度の両年度にわたり一般会計で施行してまいりました新町都市下水路築造事業モーターボート競走事業特別会計で施行してまいりました対岸総合表示盤附帯事業についてそれぞれ完了いたしましたので、精算について御報告申し上げるものであります。 議案第94号津市役所支所設置条例等の一部の改正につきましては、平成9年11月25日に高茶屋地区の一部において住居表示が実施されたことに伴い、津市役所支所設置条例に規定する津市役所高茶屋支所の位置及び所管区域、津市学校設置条例に規定する津市立高茶屋小学校津市立南郊中学校及び津市立高茶屋幼稚園の位置、津市公民館の設置及び管理に関する条例に規定する津市南郊公民館の位置、津市保育所の設置及び管理に関する条例に規定する津市高茶屋保育園の位置、津市市営住宅の設置及び管理に関する条例に規定する小森団地一号館、小森団地二号館、小森A住宅、高茶屋住宅、里ノ上A住宅、里ノ上B住宅及び里ノ上C住宅の位置並びに津市都市公園条例に規定する高茶屋公園及び小森公園の位置についてそれぞれ改正し、公布の日から施行しようとするものであります。 議案第95号津市職員の給与に関する条例の一部の改正につきましては、まず期末手当及び勤勉手当につきましては、国家公務員退職手当法等の一部を改正する法律が平成9年6月4日に公布されたことに伴い改正しようとするもので、改正の主な内容といたしましては、各支給期の当該手当に係る基準日から当該基準日に対応する支給日の前日までの間に懲戒免職処分を受けた職員等に期末手当及び勤勉手当を支給しないこととする制度、及び支給日に当該手当を支給することとされていた職員で、支給日の前日までに離職した者が、離職した日から当該支給日の前日までの間に、在職期間中の行為に係る刑事事件に関して起訴され、その判決が確定していない場合等に、期末手当及び勤勉手当の支給を一時差しとめることができることとする制度を設けようとするものであります。 また、時間外勤務手当等の算定の基礎となる勤務1時間当たりの給与額の算出につきましては、給料及びこれに対する調整手当の合計年額を1週間当たりの勤務時間に52を乗じたもので除した額としておりますが、これを任命権者が別に定める勤務時間で除した額に改正し、年間の所定労働時間の実態に即したものとしようとするものであります。 その他所要の改正を行い、公布の日から施行しようとするものでありますが、勤務1時間当たりの給与額の改正部分につきましては、平成10年1月1日から施行しようとするものであります。 議案第96号津市職員の退職手当に関する条例の一部の改正につきましては、議案第95号で御説明いたしましたが、国家公務員退職手当法の一部改正に伴い改正するもので、退職した者に対し、まだ一般の退職手当等の額が支払われていない場合において、その者の在職期間中の行為に係る刑事事件に関して、その者が逮捕されたときなどに一般の退職手当を支給することが、公務に対する信頼を確保し、退職手当制度の適正かつ円滑な実施を維持する上で重大な支障を生ずると認めるときは、一般の退職手当等の支給を一時差しとめることができるようにし、その他当該一時差しとめ処分に係る所要の改正等を行い、公布の日から施行しようとするものであります。 議案第97号津市水道事業給水条例の一部の改正につきましては、民間活動に係る規制の改善及び行政事務の合理化のための厚生省関係法律の一部を改正する法律の施行により、水道法の一部が改正されたことに伴い、所要の改正を行うものであります。 改正の主な内容を申し上げますと、給水装置器具の構造及び材質に係る規定につきまして、管理者において定めておりましたが、厚生省令で定められたため、本条例から削除し、また工事の施行に係る規定につきまして、申し込みにより、管理者または管理者が認めた給水工事公認業者が施行することとされておりましたが、管理者または管理者が水道法第16条の2第1項の規定により指定した指定給水工事業者 君) 施行するよう改正しようとするものであります。 また、手数料につきまして、責任技術者が国家資格となったことなどから、責任技術者試験手数料技能者試験手数料責任技術者登録手数料及び技能者登録手数料の本条例の規定を削除するとともに、工事検査手数料給水装置工事検査手数料に名称を改め、1件につき現行900円を2,300円に、公認業者の登録手数料を指定工事業者の指定手数料に名称を改め、現行1万7,500円を1万4,000円にそれぞれ実態を考慮し改定しようとするもので、平成10年4月1日から施行しようとするものでありますが、施行日の前日までに申し込みの受け付けをした給水装置工事検査については、現行手数料の額としようとするものであります。 議案第98号工事請負契約につきましては、平成9・10年度横川排水機場下部土木築造工事でありまして、去る11月11日に条件つき一般競争入札を行いましたところ、1億7,010万円で三重農林建設株式会社が落札いたしましたので、議案記載のとおり契約しようとするものであります。 工事の概要といたしましては、機場本体下部、流入渠及び接合槽を築造するものであります。 議案第99号平成9年度津市一般会計補正予算(第3号)は、歳入歳出予算債務負担行為及び地方債について補正しようとするものであります。 まず、歳入歳出予算につきましては、歳入歳出それぞれ9億3,683万6,000円を追加計上し、補正後の予算総額は、487億8,694万8,000円となるものであります。 引き続き歳出から款の順序に従いまして御説明申し上げます。 第2款総務費は、4億9,058万円の計上で、臨時職員賃金及び県施設跡地購入のための準備といたします土地開発基金積立金及び過年度市税還付金等であります。 第3款民生費は、855万2,000円の計上で、ボランティア団体支援事業といたしますリフトつきワゴン自動車等購入費及び身体障害児保護費等が主なものであります。 第4款衛生費は、529万1,000円の計上で、資源ごみ収集に係る臨時職員賃金が主なものであります。 第6款農林水産業費は、2億9,797万5,000円で、殿木地区県単農林業同和対策事業及び中勢用水事業負担金の計上であります。 第7款商工費は、地方バス路線(半田高洲線)維持費補助金で、150万5,000円の計上であります。 第8款土木費は、9,043万3,000円の計上で、排水路改良に伴う補償費及び街路改良事業補助交付決定に伴う増減調整等、(仮称)津駅前都市開発株式会社設立に係る出資金及び市営住宅維持修繕料等であります。 第10款教育費は、2,650万円の計上で、小学校、中学校、幼稚園及び公民館の施設修繕料及びクラブ活動等補助金、また青少年対策経費としての活動補助金等であります。 第14款災害復旧費は、白塚漁港災害復旧事業1,600万円の計上であります。 次に、歳入について御説明申し上げます。 第13款国庫支出金は、街路改良事業補助金など交付決定等による増減調整で、3,142万7,000円の減計上であります。 第14款県支出金は、2,248万4,000円の計上で、県単農林業同和対策事業補助金漁港災害復旧事業費補助金及び身体障害児補装具給付事業委託金等の計上であります。 第18款繰越金は、前年度繰越金で、7億9,368万3,000円の計上であります。 第19款諸収入は、8,039万6,000円の計上で、中勢用水事業計画償還助成金及び中勢用水土地改良区積立金取り崩し金等であります。 第20款市債は、7,170万円の計上で、街路整備事業債及び漁港災害復旧事業債等であります。 次に、債務負担行為の補正は、追加といたしまして、道路整備事業及び排水施設整備事業について、期間及び限度額を定めようとするものであります。 また、地方債の補正は、漁港災害復旧事業に係る起債について、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法について追加いたしますのと、街路整備事業のほか1件について、起債の限度額の変更をしようとするものであります。 認定第3号平成8年度津市一般会計歳入歳出決算は、歳入合計502億29万6,920円、歳出合計484億1,393万253円で、差し引き17億8,636万6,667円の翌年度繰り越しとなりますが、公営住宅建設事業継続費逓次繰越額及び栄町鳥居町線街路改良事業を初めとする繰越明許費繰越額に充当する財源2億3,621万2,734円を含んでおりますので、実質収支額は、15億5,015万3,933円であります。 まず、歳入決算について款の順序に従い御説明申し上げます。 第1款市税は、262億5,242万6,000円の予算に対し、264億9,406万9,658円の収入で、2億4,164万3,658円の増となっており、主に法人市民税が最終実績で見込みを上回ったことによるものであります。 第2款地方譲与税は、13億9,460万円の予算に対し、14億2,999万278円の収入で、3,539万278円の増、第3款利子割交付金は、4億1,600万円の予算に対して、収入は3億9,289万4,000円の収入で、2,310万6,000円の減、第4款ゴルフ場利用税交付金は、3,300万円の予算に対し、3,483万2,271円の収入で、183万2,271円の増、第5款特別地方消費税交付金は、1,850万円の予算に対して、1,647万9,000円の収入で、202万1,000円の減、第6款自動車取得税交付金は、5億370万円の予算に対して、5億2,943万7,000円の収入で、2,573万7,000円の増、第7款国有提供施設等所在市町村助成交付金は、182万円の予算に対し、185万2,000円の収入で、3万2,000円の増、第8款地方交付税は、予算、収入とも10億3,337万5,000円、第9款交通安全対策特別交付金は、3,500万円の予算に対し、3,791万7,000円の収入で、291万7,000円の増、第10款分担金及び負担金は、15億5,141万6,000円の予算に対し、15億8,953万1,624円の収入で、3,811万5,624円の増であります。 収入の主なものは、社会福祉費負担金の老人ホーム入所負担金、児童福祉費負担金の保育所入所負担金及び消防費負担金の河芸町ほか4箇町村消防事務受託負担金であります。 第11款使用料及び手数料は、9億3,813万2,000円の予算に対し、10億237万6,361円の収入で、6,424万4,361円の増であります。 収入の主なものは、使用料では、市営住宅使用料及び短期大学使用料、手数料では、戸籍住民基本台帳手数料と短期大学手数料であります。 第12款国庫支出金は、51億9,966万2,500円の予算に対し、50億4,380万2,545円の収入で、1億5,585万9,955円の収入減は、栄町鳥居町線街路改良事業などの繰越明許費に係る国庫補助金等であります。 収入の主なものは、生活保護費負担金等の国庫負担金と、大里睦合山室町線等の道路改良事業、新町を初めとする都市下水路築造事業などに係る国庫補助金であります。 第13款県支出金は、20億63万2,000円の予算に対し、19億7,411万657円の収入で、2,652万1,343円の減であります。 収入の主なものは、保育所及び児童福祉会館措置費等県負担金、心身障害者医療費助成事業、地方改善対策事業等の県補助金及び県税徴収等の委託金であります。 第14款財産収入は、1億1,315万円の予算に対し、1億1,774万8,094円の収入で、459万8,094円の増となっており、収入の主なものは、財政調整基金利子及び減債基金利子等であります。 第15款寄附金は、6,233万7,000円の予算に対し、7,009万9,709円の収入で、776万2,709円の増となっており、収入の主なものは、地域社会福祉基金積立及び(仮称)ドリームタウン半田開発に伴う寄附金等であります。 第16款繰入金は、3億826万円の予算に対し、3億821万9,248円の収入で、4万752円の減で、収入の主なものは、減債基金繰入金及び下水道事業特別会計繰入金等であります。 第17款繰越金は、前年度からの繰越金で、繰越明許費繰越充当財源を含めまして、18億3,522万3,887円の収入であります。 第18款諸収入は、32億3,316万6,000円の予算に対し、33億2,503万8,588円の収入で、9,187万2,588円の増であります。 収入の主なものは、モーターボート競走事業特別会計からの繰入金19億円のほか、土地開発公社貸付金元利収入、中小企業等資金融資貸付金元利収入等であります。 第19款市債は、50億7,090万円の予算に対し、49億6,330万円の収入で、1億760万円の減は、一身田町河芸線道路改良事業及び五六川河川改修事業などの繰越明許費に係る整備事業債であります。 また、収入の主なものは、津地区ふるさと市町村圏基金造成事業債、道路整備事業債、排水施設整備事業債、都市下水路整備事業債及び住民税等減税補てん債等であります。 引き続き歳出決算について申し上げます。 第1款議会費は、5億1,379万9,000円の予算に対し、5億431万9,652円の支出で、947万9,348円の不用額であります。支出の主なものは、議員報酬及び職員の人件費と議会運営諸経費であります。 第2款総務費は、76億5,683万9,000円の予算に対し、73億4,653万3,875円の支出で、3億1,030万5,125円の不用額で、一般管理費の職員手当等及び情報管理費及び賦課徴収費に不用が生じたものであります。 支出の主なものは、退職手当を含む職員の人件費のほか、財政調整基金積立金、津地区ふるさと市町村圏基金造成出資金及び行政情報管理システム開発委託料、市民税等賦課計算事務委託料等であります。 第3款民生費は、110億1,059万円の予算に対し、107億6,466万2,444円の支出で、2億4,592万7,556円の不用額で、内容といたしましては、社会福祉総務費等の扶助費、保育所費のほか各費目に不用額が生じたものであります。 支出の主なものは、社会福祉事業団施設運営事業委託料、特別養護老人ホーム措置費、地方改善事業費、民間保育所への措置委託料、生活保護費を初めとする各種扶助費等であります。 第4款衛生費は、43億180万9,000円の予算に対し、41億7,603万3,066円の支出で、1億2,577万5,934円の不用額は、予防費及びし尿処理費の委託料に不用が生じたものであります。 支出の主なものは、がん検診等の予防費関係委託料、津地区広域圏粗大ごみ処理施設組合、津市ほか4箇町村衛生施設利用組合等負担金、ごみ収集及びごみ・し尿処理経費のほか、老人保健医療事業特別会計繰出金であります。 第5款労働費は、1億5,255万1,000円の予算に対し、1億4,918万5,997円の支出で、336万5,003円の不用額であります。 支出の主なものは、失業対策事業終息に伴う特例給付金、中勢地域中小企業勤労者福祉サービスセンター運営補助金であります。 第6款農林水産業費は、13億6,318万4,000円の予算に対し、13億1,338万1,639円の支出でありますが、白塚漁港整備事業に係る繰越明許費繰越額を差し引きますと、3,500万2,361円の不用額で、内容といたしましては、農地費の委託料や工事請負費及び補助金等であります。 支出の主なものは、平野排水機場ポンプ増設工事、中勢用水事業負担金及び白塚漁港整備工事費等であります。 第7款商工費は、8億5,598万1,000円の予算に対し、8億2,133万8,258円の支出で、3,464万2,742円の不用額は、商工業振興費等の補助金などに不用が生じたものであります。 支出の主なものは、津市センターパレスホール管理委託料、三重産業振興センター償還負担金、勤労者持ち家促進資金等の貸付金のほか、津まつり実行委員会補助金等であります。 第8款土木費は、111億3,405万3,078円の予算に対し、105億990万4,517円の支出でありますが、道路新設改良事業、栄町鳥居町線などの街路改良事業及び都市マスタープラン策定業務委託、五六川河川改修事業に係る繰越明許費繰越額公営住宅建設事業継続費逓次繰越額等を差し引きますと、2億2,024万3,827円の不用額で、内容といたしましては、道路橋梁費、河川費及び都市計画費等各費目に不用が生じたものであります。 支出の主なものは、道路維持工事費、道路新設改良事業費、五六川河川改修事業費、排水路改良工事費、街路改良事業費、都市下水路築造事業費、公園管理経費及び岩田池公園土地購入費、住宅関係経費のほか、下水道事業、土地区画整理事業等の特別会計繰出金と県施行に係る道路、河川の各種負担金等であります。 第9款消防費は、22億3,777万8,000円の予算に対し、22億196万875円の支出で、3,581万7,125円の不用額であります。 支出の主なものは、職員の人件費のほか耐震性防火水槽設置工事費、高規格救急自動車購入費等であります。 第10款教育費は、56億501万5,000円の予算に対し、54億9,668万8,955円の支出で、1億832万6,045円の不用額は、各費目に不用が生じたものであります。 支出の主なものは、修成小学校・橋南中学校校舎大規模改造工事等の義務教育施設整備事業費、私立幼稚園就園奨励費補助金、津市社会教育振興会補助金、文化施設等駐車場用地購入費、公民館、図書館及び運動施設管理運営経費と、短期大学の体育館改修工事費等であります。 第11款公債費は、45億7,470万1,000円の予算に対し、45億6,492万975円の支出で、978万25円の不用額であります。支出の主なものは、普通債、災害復旧債等の元利償還金であります。 第12款諸支出金は、5億6,500万円の予算に対し、5億6,500万円の支出で、土地開発公社及び職員共済組合に対する貸付金であります。 第13款予備費は、3,000万円の予算で、全額不執行であります。 認定第4号平成8年度津市モーターボート競走事業特別会計歳入歳出決算は、歳入合計569億6,651万6,593円、歳出合計566億3,880万591円で、差し引き3億2,771万6,002円を翌年度へ繰り越しております。 事業の概要を申し上げますと、本年度の開催日数は、久居市ほか六箇町村競艇事業組合の開催分24日を含めて180日で、1日平均の売上額は、2億5,332万2,029円で、前年度と比較して、1,433万6,577円、6.0%の増、また1日平均の利用者数は8,029人で、前年度と比較して1,208人、17.7%の増となっております。 また、倉敷市ほかの事務受託によります場外発売受託事業収入は、95億3,328万4,110円となっております。一般会計への繰出金は19億円で、当該年度の売上額からの繰り出しによるものであります。 次に、決算の内容について申し上げますと、歳入は、勝舟投票券発売収入が主なもので、歳出では、勝舟投票券払戻金、久居市ほか六箇町村競艇事業組合配分金、公営企業金融公庫納付金、三重県モーターボート競走会交付金、日本船舶振興会交付金、臨時従事員賃金、選手賞金等の報償費、新聞、電波等の広告料、倉敷市等への繰出金など開催に関連する諸経費、財政調整基金積立金及び一般会計への繰出金が主なものであります。 認定第5号平成8年度津市と畜場事業特別会計歳入歳出決算は、歳入合計4,471万3,509円、歳出合計4,263万3,224円で、差し引き208万285円を翌年度へ繰り越しております。 歳入は、事業収入、一般会計からの繰入金等で、歳出は、人件費等のと畜場運営経費及び及び公債費の元利償還金等であります。 認定第6号平成8年度津市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算は、歳入合計84億9,079万3,019円、歳出合計84億6,406万154円で、差し引き2,673万2,865円を翌年度へ繰り越しております。 歳入は、国民健康保険料のほか、療養給付費等に対する国庫支出金及び社会保険診療報酬支払基金からの交付金並びに一般会計からの繰入金が主なものであります。歳出では、療養諸費、高額療養費等の保険給付費、老人保健拠出金等が主なものであります。 認定第7号平成8年度津市下水道事業特別会計歳入歳出決算は、歳入合計63億4,910万8,556円、歳出合計62億9,091万1,516円で、差し引き5,819万7,040円を翌年度繰り越しとなりますが、繰越明許費繰越額の流域関連公共下水道事業等などに充当する財源4,154万1,000円を含んでおりますので、実質収支額は、1,665万6,040円であります。 歳入は、下水道使用料のほか国庫補助金、一般会計からの繰入金、市債等で、歳出は、県施行に係る中勢沿岸流域下水道事業負担金、中央浄化センターの維持管理経費、汚泥処理設備改築工事費、下水道管渠等の建設工事費、公債費の元利償還金及び人件費等であります。 認定第8号平成8年度津市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算は、歳入合計2億965万9,782円、歳出合計2億287万1,152円で、差し引き678万8,630円の翌年度繰り越しとなりますが、繰越明許費繰越額の住宅新築資金等貸付金に充当する財源220万円を含んでおりますので、実質収支額は、458万8,630円であります。 歳入は、貸付金元利収入、基金繰入金及び市債等で、歳出は、住宅新築資金等貸付金1件及び公債費の元利償還金等であります。 認定第9号平成8年度津市福祉資金貸付事業特別会計歳入歳出決算は、歳入合計3,697万6,401円、歳出合計444万6,126円で、差し引き3,253万275円を翌年度へ繰り越しております。 歳入は、貸付金元利収入及び前年度繰越金で、歳出は、福祉資金貸付金5件が主なものであります。なお、不用額は、主に予備費の不執行によるものであります。 認定第10号平成8年度津市奨学金貸付事業特別会計歳入歳出決算は、歳入歳出とも1,890万円であります。歳入は、貸付金元利収入及び一般会計からの繰入金で、歳出は、奨学金貸付金33件であります。 認定第11号平成8年度津市土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算は、歳入合計2億1,903万6,866円、歳出合計2億1,218万4,382円で、差し引き685万2,484円を翌年度へ繰り越しております。 歳入は、国庫支出金及び一般会計からの繰入金等で、歳出は、津駅前北部土地区画整理事業実施計画作成等業務委託料、津駅前第二土地区画整理事業清算交付金のほか、公債費の元利償還金及び人件費が主なものであります。 認定第12号平成8年度津市老人保健医療事業特別会計歳入歳出決算は、歳入合計116億4,988万5,665円、歳出合計116億3,200万6,863円で、差し引き1,787万8,802円を翌年度へ繰り越しております。 歳入の主なものは、支払基金交付金、国及び県支出金、一般会計からの繰入金等で、歳出は、各医療給付費及び医療費並びに審査支払手数料などであります。 以上で上程議案に対する説明を終わります。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(篠田耕一君) 以上で説明は終わりました。 本日はこれにて会議をとどめます。 明2日から8日までは、議案精読のため会議を開かないことといたします。 12月9日の日程は、上程議案に対する質疑と市政一般質問であります。 本日はこれをもって散会いたします。     午前10時50分散会...